UIデザイナーを目指す理由
UIデザイナーを目指す理由

こんにちは。 私は現在、キャラクター・アーティスト・アニメグッズの他各種プロスポーツ関連グッズ、アパレルブランド商品など幅広く手掛ける雑貨グッズメーカー企業のデータ管理兼制作オペレーターとして働いております。 同じデザインでも畑違いな分野に関わっている私がなぜUIデザイナーを目指しているのか書き綴りたいと思います。

その前にこれまでの経歴をお伝えします。
まず新卒で、約4年間自動車メーカー企業に新車部門のサービスエンジニアとして働いてきました。主にカーナビやドライブレコーダなどオプション取り付けや点検業務を担当しておりました。 お客様がご契約した新車を自分自身で作業し点検をしてお届けできることは光栄な仕事でした。

その中で、
「自分の手でものづくり」「新しい挑戦がしたい」

と思いが芽生えた時にチラシで回ってきた訓練校のDTP・WEBデザイン科のチラシがきっかけで入校に至りました。 パソコン自体も学校の授業で少し触れた程度でしたし、デザインとは全くの無縁な日常を送ってきました。 しかし、クリエイティブ系は学生の頃から図工や美術などのものづくりは好きでしたし、お洒落でかっこいいデザインというのは町中で歩いている際によく目に止まりましたので、自分でも無意識にデザインに興味を持っていたのだと振り返ると感じます。 今まで関わりがなかった分野だからこそ新しいことに挑戦したいという気持ちをもっていた当時の自分には直感的にワクワクしたを思い出します。

職業訓練校ではOfficeやデザインの基礎を学びPhotoshopやIllustrator等、ツールを使用して、バナーやロゴを作成、またWEBサイトをデザインからコーディングを1から手掛ける経験をしました。 自分が書いたコードの通りにサイトの表示が変化するのが面白く、そこで初めてWEBデザインに触れて興味を持ち始めました。

その後、職業訓練で得たPhotoshopやIllustratorの知識やスキルを活かし、ものづくりに携わりたいと思いから現在のグッズメーカー企業に入社しました。 主にアクリルキーホールダーやアクリルスタンド等の製品に携わっていますが、実際に作成したものが販売されているものを店頭で購入しているお客さんを見たときはやりがいを感じています。

UIデザインへの関心

ようやく本題ですが、なぜUIデザイナーになりたいと思うようになった理由をお話します。 職業訓練でWEBデザインに興味を持ち、転職後もデザインについて学び、制作をしてきました。 その中で「このデザインが正しいのか?」「そもそも誰かの役に立てるものであるのか」というマインドに変化していき、 デザインという正解がないものの中でも、論理的に良いデザインやわかりやすいデザインというものは存在するのは事実ですし、そこを追求したい思いが出てきたところにUIデザイナーという「ユーザーがわかりやすく操作しやすいUIを考え、使いやすい画面をデザインする」というジャンルのデザイナーがあることを知りました。

現在勤務している会社でも資料作成に携わらせていただき、分かりやすいく伝えるという点で上司から評価を頂く出来事や、生産現場で働かれる社員の皆様に使用する生産指示書についてインタビューやヒアリングをして、 要望や意見を取り入れて新たな改善案を提案し、よりわかりやすく・記入しやすい指示書作成を作成しました。 実際に各項目が「見やすくなった」「入力漏れがなくなった」等のポジティブなお言葉を伝えられ、達成感を感じることができました。

これらの体験を通して、組織内のチームで意見を出し合いながら仕様を考えたり設計したりスケジュール考えることに対してやりがいを実感し、UI/UXへの関心は日を追うごとに強くなっていました。

また、少年時にスクールカウンセリングを受けていた過去があり、当時の悩みや不安に対してカウンセラーの方が親身に話を聞いていただき、自分の中で少しずつ気持ちが向上していく体験をしました。 人の心に寄り添い課題を解決できることができたら、これほど素晴らしいことはないと思います。

造形美と機能美の両面からデザインしたい ユーザーの行動観察や心理学に興味を持っている 感性だけではなく、論理的に情報を整理するのが得意

自分の軸としてはこのポイントを踏まえて デザイン×論理×心理 自分のやりたいことはこれだと思いました。 それを果たせるのはUIデザイナーと思います。

言語とビジュアルを行き来して、目に見えるモノを生み出すことのできるデザイナー

今後はUI表現力の向上とUXの体験設計から提案できるUIデザイナーになること。 デザインスキルに限らず、潜在的なユーザーニーズを引き出せるようなコミュニケーション能力を持ち、 デザインを成果に結びつけて考えることのできるデザイナーでありたいと思っています。 デザインはあくまでも問題解決の手段の一つだと思うので、単純に見た目の美しさを追求するだけではなく、デザインを通してビジネスや人々の問題解決を図ることのできるデザイナーになりたいと思います。

最後に
まだスタートラインに立ててないのですが、積み上げ行った先にどのような将来があるのかは、今日の自分次第ですので、コツコツと日々を積み重ねていきます。

「行かなかった後悔は取り返せない」 「継続こそ力なり」

ご覧いただきありがとうございました。